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【NBA】オールスターよりオールNBAのほうがすごい?両者の違いから解説

NBAのオールスターゲームが、2025年2月に迫っています。
今年は伝統的なウェスタン対イースタンのフォーマットから大幅に変更され、なんと4チームのミニトーナメント式になるようですね!
賛否あるようですが、私は個人的に楽しみです!

やっぱり新しいことって、ワクワクします。「いままでどおりじゃダメだ」という危機感があるからこそ、NBAはここまで成長してきたのですねー。

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オールスターといえば、NBAにはオールスターとよく似た呼び方をされる賞に「オールNBA」がありますね。
正式には「オールNBAチーム」と呼ばれるこの賞は、その年の最も優れた選手を計15人、ファースト・セカンド・サードとランク付けされた3つのチームに分けて選出するというもの。
「優れた選手を選出してチームを作る」という点がオールスターと似ていて、ごっちゃになる方もいるかもしれませんね。

また、オールスターとオールNBAの違いは分かっていても、「どっちがすごいのか」という点が気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで本記事では、それぞれの違いも含めて、「オールスターVSオールNBA」について解説していきます!

オールスターとオールNBAの概要

比較するには、まずオールスターとオールNBAの概要を正しく理解しておく必要があります。
それぞれ、なるべく簡単にみていきます。

オールスターはファンの祭典


言わずと知れた「NBAオールスター」は、多くのNBAファンが例年楽しみにしているお祭り。
例年、開催期間は3日間にわたり、今年「NBA All-Star2025」は2025年2月15日・2月16日・2月17日に開催されます。各日の詳しいイベント内容は下記をご覧ください!
※本記事の日時表記はすべて日本時間です

◼︎2月15日(土曜)
・9:00〜 セレブリティゲーム
・11:00〜 ライジング・スターズ

◼︎2月16日(日曜)
・4:00〜 オールスタ・プラクティス
・7:00〜 HBCUクラシック ※歴史的黒人大学による試合です
・10:00〜 オールスター・サタデーナイト(スキルチャレンジ・3ポイントコンテスト・ダンクコンテスト)

◼︎2月17日(月曜)
・9:00〜 NBAオールスターゲーム

ポジションごとに投票する形式は変わらず

オールスターに出場する選手のうち、スターターはファン投票で行われます。

対戦フォーマットが刷新された今年のオールスターにおいてもそれは変わらず、従来どおり東・西カンファレンスごとに5人計10人(各カンファレンスごとにフロントコート3人・バックコート2人)に投票する仕組みです。

投票は12月20日からスタートして、1月21日まで。このファン投票の結果に、現役のNBA選手やメディアの投票結果を加算したうえで集計し、1月24日にはスターターが発表される流れです。
※ベンチメンバーは1月31日発表。ベンチメンバーはヘッドコーチらが選出

こうしてみると、オールスターはファンが楽しむための祭典だと分かります。
「オールスターではハードな試合がみられず退屈だ」という声が聞かれるようになって久しいですが、そもそもオールスターは勝敗を競い合うだけの試合ではないということは、重要なポイントでしょう。

とはいえ、じゃあダラダラとぬるーい試合をすることが祭典に相応しいのかと言われれれば、違うだろ!と言いたいですけどね、私は…。

ちなみに、2001年のオールスターゲームはこんな感じでした。
この年のオールスターゲームは、2000年代のオールスターでベストな試合と言っても過言ではないほどに大興奮な内容でしたね!

オールスター期間はシーズンの折り返し地点であり、選手にとって大事な休息期間でもある——。

それは確かにそうなんだけど!

個人的にはやっぱり、コートに立ったからにはバチバチに戦っている選手が見たいですよね。それがスター選手なら、なおさら。

オールNBAは実力のみの世界


オールNBAチームは、そのシーズン中に最も優れた活躍をした選手に贈られるアワードです。
「リーグの顔ともいうべき選手を投票で選ぶ」という枠組み自体はオールスターと共通していますが、投票の形式は似て非なるものですね。

オールNBAチームはファーストチーム・セカンドチーム・サードチームと三段階で格付けされ、スポーツライターやアナウンサーらが投票によって選出します。仕事としてNBAの試合を見続けた、いわば審美眼を持つ人々を審査員とすることで、より公正・厳正に選出する仕組みにしているのですね。

なお、オールNBAチームはこれまでポジションごとに選出されてきましたが、2023-2024シーズンからは形式が変わっています。当該シーズンは、WNBAで導入されていたポジションレス形式が採用された初めての年でした。
そんな2023-2024シーズンのオールNBAチームを見てみます。

◼︎ファーストチーム
ヤニス・アンテトクンポ(バックス)
ルカ・ドンチッチ(マーベリックス)
シェイ・ギルジアス・アレクサンダー(サンダー)
ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ)
ジェイソン・テイタム(セルティックス)

◼︎セカンドチーム
ジェイレン・ブランソン(ニックス)
アンソニー・デイビス(レイカーズ)
ケビン・デュラント(サンズ)
アンソニー・エンドワーズ(ウルブス)
カワイ・レナード(クリッパーズ)

◼︎サードチーム
デビン・ブッカー(サンズ)
ステフィン・カリー(ウォーリアーズ)
タイリース・ハリバートン(ペイサーズ)
レブロン・ジェームズ(レイカーズ)
ドマンタス・サボニス(キングス)
出典:Year-by-year All-NBA Teams(NBA.com)

65試合以上出場という厳格な選出資格も…

2023-2024シーズンからの変更点として、選出基準に「65試合以上出場(1試合20分以上プレーしたことを出場とする)」が設けられたこともあります。

この選出基準はオールNBAに限らず、他のさまざまなアワードにも設けられていて、一時期物議を醸したことがありますね。その多くは、「65試合」という基準の妥当性に関する批判だったように記憶しています。

この話題については、近年たびたび問題になっている「スター選手の悪意的な欠場」の観点も絡んでいます。スポンサーや観客のために悪意的な欠場(負傷等のやむを得ない事情を伴わない欠場のこと)の規制を強化するNBAと、全82試合にもおよぶハードなレギュラーシーズンを戦略的に過ごそうとするチームとの溝は、ずいぶんと深いようにも思えます…。

ただし、65試合出場には特例措置もあります。シーズン終了となる負傷をした場合は62試合出場でよい、ニアミス(負傷やファウルアウト等によってプレイ時間が15分〜19分程度にとどまった場合のこと)は2回で出場1回とカウントできるなど、厳密に65試合で各20分以上プレーしなくてはならないわけでもないんですね。

審美眼を持つ審査員が厳格に、そのシーズンで極めて優れた活躍をした選手を選出するのがオールNBAというわけです。

オールスターvsオールNBA

概要を押さえたところで、比較に入っていきます。
が、その前に。ここで前段の概要を整理させてください。

オールスターは人気投票で、オールNBAは特別な審査員による選出でした。
つまり、オールスターは人気で選ばれるもので、オール NBAは実力で勝ち取るものと言えるでしょう。

ここで考えなくてはならないのが、「人気と実力はどう違うの?」ということです。
これに私が答えを出すというのは、すごく身分不相応ですよね(笑)

というか、こんなものに答えなんてないはずです。
「実力があるから人気がある」という図式はすんなり腹落ちする一方で、じゃあ逆(人気があるから実力がある)は現実的じゃないのかと言われると、首を傾げてしまいます。ファンの声援が実力に直結することなんて、たくさんありますからね!

昔、ブライアン・スカラブリニという選手がいたんです。
2001年にニュージャージー・ネッツ(当時)でキャリアをスタートしたスカラブリニは、ネッツに4シーズン在籍した後でセルティックスに4シーズン、シカゴで2シーズンを過ごし、キャリアは11年にもおよびました。

彼のキャリアベストは、セルティックスでの4年でしょう。試合に出るたびに会場にはスカラブリニの名を呼ぶ大合唱が起きるほどの人気で、2007-2008シーズンには優勝も経験しました。スカラブリニの人気はブルズでも相変わらずで、大変幸福なキャリアを過ごした選手なんです。

じゃあこのスカラブリニって選手はどれくらいすごかったんだって話じゃないですか。
キャリア通算で平均出場時間13.0分、平均得点3.1点(ベストは2006-2007年の4.0点)、平均リバウンドは2.0本と、実になんとも言い難い成績なんですよね。

そんな彼がこれだけファンに愛されたのは、そのひたむきさです。プレイタイムが与えられれば、それがガベージであろうとなんだろうとにかくハードにプレイする姿勢は、多くのファンの胸を打つものだったんですね。
それでいて、大胆な発言をするところも愛されポイントでした。

本当にね、心を熱くさせてくれる選手なんですよ!
知れば知るほど、彼のファンになっていくような選手でした。

実際には彼はオールスターとオールNBAのどちらにも選出されたことはないですが、強いて比較するなら、スカラブリニはオールスターにこそ近かった選手です。オールNBAには絶対選ばれないです(笑)

じゃあスカラブリニは凡庸な選手にすぎないのかと言われれば、そんなこと絶対ないですよね。スカラブリニの例は、実力だけがスターに必要な要素ではないことを教えてくれています。
実力と人気の違いなんて、そんな程度のものだということです。

とはいえ、それじゃ肩透かしですよね。
「どっちもすごい!この話おしまい!」って、そんなつまらない話があるかってことですよ。
次項からは、選出の難易度やファンの関心度などを比較して、「オールスター」と「オールNBA」に無理やり優劣をつけてみたいと思います。

比較① 選出難易度

オールスターとオールNBAだと、どちらが選手の格に影響するでしょうか。
比較するには、それぞれの選出難易度を比べるのが早そうです。

オールスターの選出数は各カンファレンスで12名計24名に対し、オールNBAはリーグ全体で15名のみでした。なるほど数で比較すれば、オールスターのほうが競争はゆるいといえるかもしれません。

ただし、この比較は見当違いです。なぜなら、オールNBAはベスト15でも、オールスターはベスト24ではないからです。スカラブリニを引き合いに出して書いたとおりです。

では重要なポイントは何か。それは、「どちらが多いか」ではなくて、「母集団は何か」ではないでしょうか。
NBAはこれまで、長い間にわたってリーグをウエスタン(西海岸)とイースタン(東海岸)の2つに大別する規格を取ってきました。NBAチャンピオンは、それぞれのカンファレンスのトップ同士で決めるというのが、長い伝統なわけです。

とはいえ、ウエスタンとイースタンのレベルはいつも均等とは限りませんよね。むしろ、構成チーム・選手が違うわけですから、パワーバランスは不均一であることのほうが当たり前。西側が強くて東側が弱いことを、気圧配置になぞらえて「西高東低」と呼ぶ国内ファンもいます(誰が言い始めたのか、とても上手な表現だなぁと思っています)。

西か東か。この記事でその結論を出そうとは思いません。ポイントは、パワーバランスの不均一さです。どちらかが強いなら、どちらかは弱い。本当にフェアに、実力で選出するならば、カンファレンスごとではなくリーグ全体で選ぶべきでしょう。無論、それではオールNBAになってしまうことは言うまでもありません。

以上の観点から、オールNBA選出はオールスター選出よりも、少なくとも実力という価値基準においてはより高き壁だといえるはずです。

一方で、ファンの祭典たるオールスターにおいては、実力だけで選ぶわけにはいかないですよね。実力があろうがなかろうが(どっちのカンファレンスにいようが)、多くの人に愛される選手はオールスターでその姿を見たいというのがファンの気持ちなはずです。

ちなみに、オールNBAはよく、ウエスタンVSイースタンの議論にも持ち出されます。
事実、直近25シーズンのオールNBA選出選手を見てみると、ウエスタンの選手の割合がイースタンの選手の割合を常に上回っています。

いいですか。直近25シーズンのオールNBAにおいては、イースタンの選手の数がウエスタンの選手の数より多かったことは一度たりともないんです!
出所:NBA West Dominates East, Except on the Balance Sheet(Sportico)

比較② ファンの注目度

ファンの注目度で見れば、言わずもがな、オールスターのほうが注目度は高いといえるでしょう。
なんといっても、自分たちが選べるわけですからね!
それはもう、みんな夢中になります。

とはいえ、このあたりはファンごとに大きく左右されるもので、比較できるような基準はないでしょう。
例えば、フルで試合を見ることはないようなライトなファンの場合、オールスターは知っていてもオールNBAについては聞き慣れていないという方も少なくないはずです。

一方で、フルで試合を見ることが日常的であったり、選手の契約内容やチームのサラリーキャップなどにも関心があったりするファンならば、オールNBAがどれくらい重要なものかはよく分かっているはずです(後述します)。

比較③ 選手にもたらす影響度

最後の比較として、オールスターあるいはオールNBAが選手のキャリアにもたらす影響の大きさを比べてみましょう。

まず、オールスターに選出されることによって得られるのは、栄誉です。
これまで何度も述べてきたとおり、オールスターは投票によって選ばれるものです。選ばれた選手は、多くのファンに支持されていることをこれ以上なく実感するに違いありません。

ファンだけではありませんね。オールスターは上で述べたように、現役のNBA選手による投票も実施されています。日々コート上でしのぎを削る相手プレイヤーからも多数のリスペクトを得られたとあれば、それは極めて大きな自信になるであろうことは想像に難くありませんね。

実際に、サンズのデビン・ブッカーは2020年オールスターにて選手投票の結果がガード中4位だったことに触れ、次のように語っています。

「日々競い合っている仲間たちからリスペクトを得られた。これは、私にとっては大きな意味があることだ」

 

また、スパーズ(当時)のダマー・デローザンも、オールスターに選出されることについて次のように話しました。

「選手は誰でもオールスターになりたいものだ。(中略)私が初めてアメリカ代表の一員になったときのことを覚えているよ。誰もがこのチャンスを得られるわけではないし、これは履歴書に永遠に残るから、このチームの一員にならなければならないと感じた」

出所:How much does an All-Star selection mean to players?(NBA.com)

NBA選手のなかには、オールスターに選出されることが必ずしもキャリアの成功に必要であるとは思わない人もいます。

背景には、オールスターはもはや西と東の頂点がぶつかり合う試合ではなく、エンターテイメント色を強めていることがあります。せっかくオールスターゲームに出場してもケガを懸念してハードなプレイを避けるのであれば、そもそも出場しないで休養していればいいじゃないかと考える選手がいるのも事実です。

とはいえ、やっぱりデローザンの言葉の持つ説得力に立ち返らされますね。ファンと現役選手から直接、あなたはオールスターにふさわしいとたたえられた栄誉は、永遠に消えないのです。

オールNBAはサラリーへの影響度大

栄誉じゃ腹は膨れない。そのとおりです。
オールスターについて「栄誉」だのとつやっぽい話をしましたが、それらには形はなく、選手の生涯のこやしにはならないのも事実です。

その点、オールNBAはやや変わってきます。リーグには、オールNBAに選出されるなど特定の条件を満たした選手は一部契約において通常よりも5%の多いサラリーで契約を結べるといったルールがあるのです。これには、「デリック・ローズ・ルール」と「ケビン・デュラント・ルール」の2つが関わっています。

◼︎デリック・ローズルール
キャリア6年目以下の選手がマックス契約を締結する際、新しいマックス契約の初年度の契約金をサラリーキャップの30%とすることができるルールです(通常は25%)。

このルールが適用されるには、以下の条件のうちひとつ以上を満たす必要があります。
・オールスターのスターターに2回以上選出される
・オールNBAに2回以上選出される
・MVPに1回以上選出される

◼︎ケビン・デュラントルール
キャリア7年〜9年目以下の選手がマックス契約を締結する際、新しいマックス契約の初年度の契約金をサラリーキャップの35%とすることができるルールです(通常は30%)。一般に「スーパーマックス」と呼称されるような契約を締結した場合には、このルールが適用されていますね。

このルールが適用されるには、以下の条件のうちひとつ以上を満たす必要があります。
・2シーズン連続でオールNBAに選出される、または直近3シーズンのうち2シーズンでオールNBAに選出される
・2シーズン連続で最優秀守備選手賞(DPOY)に選出される、または直近3シーズンのうち2シーズンで最優秀守備選手賞に選出される
・直近3シーズンで1回以上MVPに選出される

また、ケビン・デュラントルールの適用が可能な選手は、当該チームがドラフトで指名した選手であるか、その選手がルーキー契約中にトレードで獲得した選手である必要があります。要するに、生え抜きのスター選手がひとつのチームにとどまることを優遇し、フリーエージェントでウォーリアーズに行ってしまったケビン・デュラントのような選手の出現を防ぐための特別ルールなわけです。

たしかに、オールスター選出はデリック・ローズルールに影響しますが、ケビン・デュラントルールの適用要件にはなっていません。ベテランのスーパースターの実力をはかる物差しとしては、オールスターは適当ではないということなのでしょう。

この点においても、オールNBAは選手の実力を裏付けるための賞であるといえそうです。
選手のキャリアにより直接的に関わってくる賞でもあります。

まとめ

ここまで、オールスターとオールNBAを比較してきました。
どちらも「選ばれし者であることの証明」であることは疑いようがないことを明らかにしたところで、「で、どっちがすごいの?」という問いに、一応の結論を出してみます。

オールスターは人気の証明、オールNBAは実力の証明

結局、これでいいんじゃないでしょうか。
これまで比較してきたところ、オールスターとオールNBAは、選出の方法などのあらゆる点で異なっていました。それゆえに、ファンや選手にとっての重要性はさまざま。「どちらがすごいか」という問いは、そもそも見当違いなのです。

だからこそ、一定の条件に落とし込んでみると、とたんに具体的になるともいえますね。
例えば、私は多くの人に支持されているかよりも、その選手が毎試合に与える影響力のほうが大切だと思っています。

私の好きな選手はカーメロ・アンソニー。
メロ(カーメロの愛称)はニックスにいたころ、記者に「なぜフリーでもダンクをしないのですか」と聞かれたことがあります。
斜め下を見ながら、ぶすっとした表情で「レイアップもダンクも同じ2点だから」と吐き捨てたメロに、惚れ惚れしたことを覚えていますね。
大事なことは試合に勝つかどうか。それだけでいいじゃない!

と、まぁこんなややこしいファンが「偉大な選手とは誰か」を考えるならば、オールNBAを重視すればいいんじゃないでしょうか。

一方で、もしあなたが「ファンとのコミュニケーションを重視してくれる選手こそがプロ」というなら、それはあなたこそが、オールスターの重要性を証明してくれる存在であることになります。

どちらが良いか悪いかではなく、見方が違うということ。だから、チームスポーツっておもしろいですよね!