オールスターを終え、NBA2023〜2024シーズンもいよいよ終盤に差しかかっています。
そろそろ、今年のチャンピオン予想も白熱してくる頃ですね。
私も、毎年毎年予想しては、友人と意見交換したりして楽しんでいました。
これ、逆説的にはかなり悲しいことですね。
だって、自分の推しチームがファイナルに出場していたら、予想とかどうでもいいですからね?
普通に推しチームを、命懸けで応援するだけですからね?
毎年予想しているって、一所懸命なんてつらいことなんでしょう…。
一体いつになったらニックスはファイナルに行くわけ?
さて、そんな悲しいファンのために、現在(2024年3月20日時点)の、ファイナル関連情報をまとめまてみます。
ぜひみなさんの予想もお聞かせください!
見事当たった方がいたら、ぜひご紹介させてください。
スケジュールからおさらい
まずはスケジュールをおさらいしましょう。
年間スケジュールについては以下の記事で詳細にまとめたので、ここから抜粋していきます。
4月14日/シーズン終了
2023-2024シーズン(正式にはレギュラーシーズン)が終了するのが、4月14日です。
もう1カ月切っているんですね。
現在の順位等については次の項目でおさらいします!
4月16日〜19日/プレイイントーナメント開幕
レギュラーシーズンが終わると、プレイイントーナメントが始まります。
プレイイントーナメントは2020〜2021シーズンから取り入れられているトーナメントでして、プレイオフの第7シード・第8シードを決める仕組みのことです。
カンファレンス7位と8位、9位と10位が対戦します。
前者の勝利チームはそのままプレイオフ第7シードに進出する一方、負けたチームは9位対10位の試合で勝ったほうと試合。
勝利チームが第8シードになる仕組みですね。
2024年4月20日/プレイオフスタート
プレイイントーナメントが終わって出場チームが出そろったら、プレイオフが開始です。
試合進行次第ですが、カンファレンス決勝が5月21日ごろに開始です。
2024年6月6日/NBAファイナル
はい!
今回の本題、ファイナルは6月6日に開幕予定です。
現状の順位をおさらいしよう
予想のためには、現状を知っておくべきですね。
ここでは現状の順位と、パワーランキングを見ていきます。
※以下の内容はすべて2024年3月22日時点です。ご了承ください
各カンファレンスの順位は?
東カンファレンス
※()内は1位とのゲーム差です
1位 ボストン・セルティックス(-)
2位 ミルウォーキー・バックス(10.5)
3位 クリーブランド・キャバリアーズ(12)
4位 オーランド・マジック(13.5)
5位 ニューヨーク・ニックス(14)
6位 インディアナ・ペイサーズ(16.5)
7位 マイアミ・ヒート(17)
8位 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(17)
9位 シカゴ・ブルズ(21.5)
10位 アトランタ・ホークス(25)
11位 ブルックリン・ネッツ(29.5)
12位 トロント・ラプターズ(32)
13位 シャーロット・ホーネッツ(38)
14位 デトロイト・ピストンズ(43)
15位 ワシントン・ウィザーズ(43.5)
東カンファレンスはボストンが首位を独走。
リーグトップの勝率(79.7%)を誇り、ホームでの勝率はなんと91.4%にもなります。
注目株は、やはりマジックでしょうか。
昨シーズンは勝率41.5%で13位でしたが、今年は4位。勝率は60%と、約20%も向上しました。
4年ぶりのプレイオフ出場に向け、ますますエナジーたっぷりのマジックらしいプレイに期待ですね。
西カンファレンス
1位 オクラホマシティ・サンダー(-)
2位 デンバー・ナゲッツ(-)
3位 ミネソタ・ティンバーウルブズ(1.5)
4位 ロサンゼルス・クリッパーズ(5)
5位 ニューオーリンズ・ペリカンズ(6.5)
6位 ダラス・マーベリックス(8)
7位 フェニックス・サンズ(8)
8位 サクラメント・キングス(8.5)
9位 ロサンゼルス・レイカーズ(11.5)
10位 ゴールデンステイト・ウォーリアーズ(12)
11位 ヒューストン・ロケッツ(14.5)
12位 ユタ・ジャズ(20)
13位 メンフィス・グリズリーズ(26)
14位 ポートランド・トレイルブレイザーズ(29.5)
15位 サンアントニオ・スパーズ(33.5)
だ…団子…。
同率1位が2チームいて、インシーズン・トーナメント出場圏内の10位でも、ゲーム差は12しか離れていません。
これだけ団子になっているので、特定のチームだけを見るのは難しいですが…強いて言えば注目株は、ヒューストンでしょうか。
3月に突入してますますギアを上げるロケッツは、その月の初戦と4試合目を落としたのみで、残りは全勝。
3月9日のブレイザーズ戦から連勝を7に伸ばし、直近10試合の勝率は90%まで上げてきました。
現在11位のロケッツは、10位のウォーリアーズとのゲーム差わずか2.5。十分、射程圏内です。
勝率29.4%と低迷するアウェイでどれだけ勝てるかがカギですね。
パワーランキングはどうだ?
3月19日(現地)に発表された、最新のパワーランキングを見てみましょう。
NBAが毎週公表している、各チームの強さの水準。オフェンスとディフェンスの効果率を参照して作成されている。
1位 ボストン・セルティックス
2位 デンバー・ナゲッツ
3位 ミルウォーキー・バックス
4位 オクラホマシティ・サンダー
5位 ミネソタ・ティンバーウルブス
6位 ニューオーリンズ・ペリカンズ
7位 ダラス・マーベリックス
8位 ニューヨーク・ニックス
9位 オーランド・マジック
10位 ロサンゼルス・クリッパーズ
11位 サクラメント・キングス
12位 フェニックス・サンズ
13位 ロサンゼルス・レイカーズ
14位 マイアミ・ヒート
15位 ゴールデンステイト・ウォーリアーズ
16位 インディアナ・ペイサーズ
17位 クリーブランド・キャバリアーズ
18位 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
19位 ヒューストン・ロケッツ
20位 シカゴ・ブルズ
21位 ユタ・ジャズ
22位 サンアントニオ・スパーズ
23位 ポートランド・トレイルブレイザーズ
24位 アトランタ・ホークス
25位 ブルックリン・ネッツ
26位 デトロイト・ピストンズ
27位 メンフィス・グリズリーズ
28位 シャーロット・ホーネッツ
29位 トロント・ラプターズ
30位 ワシントン・ウィザーズ
最新の強さなので、これを読んだ時点ではかなり変化しているかもしれません。
ただ、そのチームの底力や、チームごとの相性を測るうえでは参考になるでしょう。
トップはセルティックスですね。これはもういいでしょ…。
大躍進を見せたのはニックス。
この週を全勝で終え、8位まで上がってきました。
同じ大都市でも、ロサンゼルスの2チームは大苦戦。
レイカーズは0勝2敗、クリッパーズは直近5試合で1勝のみと、乗り切れません。
大手メディアESPNの優勝予測
ここまで現状について整理してきました。
以上を踏まえて、ESPNの優勝予測を見てみましょう。
※3月26日時点 ※上位10位まで
1位:ボストン・セルティックス
2位:デンバー・ナゲッツ
3位:ロサンゼルス・クリッパーズ
4位:ミルウォーキー・バックス
5位:オクラホマシティ・サンダー
6位:フェニックス・サンズ
6位:ダラス・マーベリックス(同率)
6位:ロサンゼルス・レイカーズ(同率)
6位:ミネソタ・ティンバーウルブス(同率)
10位:マイアミ・ヒート
はい、本命はやっぱりセルティックスです。
これはもう、カッチカチの勝ち馬ですね…。
一方で、上位にも関わらず予想順位が低いのはサンダー、キャブス、マジックあたり。
カンファレンス1位のサンダーが5位なのは、優勝・プレーオフ経験の少なさも加味してでしょう。
カンファレンス3位のキャブス、4位のマジックも、きっと同様の理由です。
つまり予想順位においては、「レギュラーシーズンの成績」に加えて、「プレーオフ経験」も加味しなければいけないわけですね。