ウィザーズとの契約を終え、レイカーズと3年の大型契約を結んだ八村選手。
契約額は3年総額5100万ドル、日本円にして約75億円にもなります!
※ドル円は2024年1月19日時点(1米ドル=148円)
さて、レブロンの記事でも見たとおり、NBA選手ともなれば稼ぎは選手としての契約料金だけにとどまりません。
例えばレブロン・ジェームズは2022年、選手としての契約金約4000万ドルに対し、コート外の個人的なビジネスで8000万ドル稼いでいます。
となると、八村選手の年俸はいくらになるか気になってきませんか?
そこで今回は八村選手の直近シーズン2022-2023シーズンの年俸を見ていきます!
23年の年俸は10億円!?
八村選手の年俸は大きく、「選手としての契約金(1年あたり)」+「エンドースメント契約料(1年あたり)」の2つに分かれます。
スポーツ選手などの著名な人物が企業と個別に結ぶ契約のこと。選手などは企業から報酬を受け取る代わりに、その企業の商品を使用し、広告効果を提供する
つまり、八村選手がレイカーズから受け取るお金と、八村選手が個人的なビジネスとして受け取るお金の2種類があるわけですね。
この合算額、つまり2023年(2022-2023シーズン終了時点)の年俸は700万ドル(10億3600万円)前後と推測されています。
一部には1200万ドルという予測もありましたが、ソースが不明確すぎたので参照しませんでした。
※700万ドルという推測にも明確なソースがあるわけではありません!複数の海外記事の報道を参照にした、当ブログの推測です
サラリー626万ドル(約9億円)
では2023年の年俸の内訳を見ていきます。
まずは選手として八村選手が受け取った契約額ですね。
2022-2023シーズン、八村選手はレイカーズに在籍しましたが、契約自体はワシントン・ウィザーズと結んだ4年2034万ドルのルーキー契約を引き継いだもので、八村選手がフリーエージェント等になって完全新規で結び直した契約ではありませんでした。
以下、一覧で確認してみましょう。
ルーキー契約の最終年となる2022-2023シーズンは626万3188万ドル(約9億円)を受け取ったわけですね!
エンドースメントは9000万円ほど!?
契約金がわかれば、エンドースメント契約による収入もみえてきます。
推測は1000万ドルですので、おそらく八村選手はエンドースメントだけで400万ドル(5億9200万円)は稼いだのではないでしょうか。
一般的に、NBA選手の年俸におけるエンドースメント契約の割合はスター選手で50%程度です。
62%くらいエンドースメントで稼ぐレブロン・ジェイムスとかいう超絶スターもいるんですけど、これは参考になりませんね…。
っていうか、50%でも本当に一握りですから、これを八村選手の予測に当てはめるのはちょっと現実的ではありません。
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例えば、ナイキとネスレとエンドースメントを結ぶブラッドリー・ビールは年俸5250万ドルに対しエンドースメントが650万ドルで約12%。
選手としての契約金(520万ドル〜650万ドル)に対する割合は14%です。
もちろん、これで十分、選ばれし選手なんですビールは。
だからもう少し低く見積もって、八村選手は選手としての契約金626万ドルの約10%をエンドースメントで稼ぐとしましょう!
すると62万ドル、計9176万円になりました。
後述しますが、日清食品やアサヒ飲料といった名だたる会社と契約する八村選手にしては安すぎる気もしますが…まぁこれは推測ということで!
おまけ・八村選手の契約企業一覧
ちなみに、八村選手が契約している主要な企業は以下のとおりです。
・ナイキ
・CASIO(G-SHOCK)
・日清食品
・三井住友グループ
・アサヒ飲料(「爽」)
・Instagram
など
特に有名なのは、ナイキですかね!
日本人が、あのジョーダンブランドと契約したわけですから、これはすごいことです!
2024年の年俸はどうなる?
これまで2023年の八村選手の年俸を見てきました。
それでは2024年、つまり今年はどれくらいの年俸になりそうでしょう?
サラリーは2.5倍に爆上がり!
まずはサラリーですね!
ルーキー契約を終えてレイカーズと契約を更新した八村選手は、2023-2024シーズンから年俸が跳ね上がりました。
2023年には626万ドルだった契約金は、2024年には1574万ドル(約23億円)に大幅アップします!
それもそのはず。
レイカーズと結んだ契約は3年5100万ドルの大型契約です。
ルーキー契約(4年2034万ドル)の2.5倍の契約額ですから、そりゃー跳ね上がるってもんですよね。
エンドースメントも爆上がり!?
契約のボリュームが上がるということは、それだけ選手の市場価値が上がるということです。
そうなればエンドースメント契約にも影響するでしょう。
上の計算のとおり、契約金の1割がエンドースメントとすれば、エンドースメントだけで2024年は157万ドル(約2億3200万ドル)稼ぐ計算になりますよね。
以上から2024年はおよそ1700万ドル(約25億円)前後の年俸になるのはないでしょうか!
まとめ
以上、八村選手の2023年年俸と、2024年の予測でした。
これはレブロンの記事でも書きましたが…いやはや、本当に米国市場の大きさには口が塞がりません。
もちろん!八村選手がそれだけレイカーズが必要とされたということでもあるのですが、とはいえ彼はまだルーキー契約を終えたばかりの“若手”なわけです。
そんな選手が3年5100万ドルで、1年平均1700万ドルで、最終年(2025-2026シーズン)は1825万ドル稼ぐんです。
1825万ドルって、ロケッツで全盛期を過ごしていた2006-2007シーズンのトレーシー・マグレディ(約1900万ドル)や、ヒートでBIG3の一翼を担っていた2012-2013シーズンのクリス・ボッシュ(約1750万ドル)と並ぶ額ですからね?
これはすさまじいことです、本当に…。
八村選手がいかにすごいか、わかっていただけたのではないでしょうか!